EXHIBITION

水粒/すいりゅうby 九芸絵画
会期:3月26日(水)~4月7日(月)
CONCEPTコンセプト
この度gallery CONTAINERでは、九州産業大学 芸術学部/九州産業大学 大学院 芸術研究科の卒業生5名によるグループ展を開催いたします。昨年に引き続き2回目の開催となるこの企画では、これからアーティストとしてさらに大きく花開く、フレッシュな作家をご紹介いたします。ぜひこの機会にご高覧ください。
Artistアーティスト
アマヱガナリ AMAE Ganari
それぞれがありのままでいられることの肯定を目的とし、マイノリティを軸に据えた作品を制作。詩画形式を採用し、鑑賞者が受け取りやすい形に仕上げながら複数の表現手段を用いることで、テーマの多角性と作品をリンクさせている。作品という言語を通じて鑑賞者と対話を重ねる中で、テーマの再考や本質の解読に至ることが最終目標である。
2002 | 福岡県出身 |
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2025 | 九州産業大学芸術学部 芸術表現学科絵画専攻 卒業 |
展覧会 | |
2025 | 「九州版画プロジェクト」九州産業大学美術館 ( 福岡 ) 「九芸卒展 2025」九州産業大学 ( 福岡 ) 「福岡・関西交流公募企画展」アトリエ三月 ( 大阪 ) 「情緒展」Gallery IYN ( 大阪 ) |
2024 | 「九州版画プロジェクト」九州産業大学美術館 ( 福岡 ) 「愛のカタチ展」The Artcomplex Center of Tokyo 2F ACT1( 東京 ) 「泡沫」九州産業大学 芸術学部 アートギャラリー ( 福岡 ) 「ART FAIR ASIA FUKUOKA 2024」福岡国際センター ( 福岡 ) 「第49回全国大学版画展」 上田市立美術館 ( 長野 ) 「ミニプリントプロジェクト」 ArtistCafeFukuoka ( 福岡 ) |
2023 | 「歯に衣着せぬ猫」gallery hydrangea( 東京 ) 「第6回アワガミ国際ミニプリント展」阿波和紙伝統産業会館 ( 徳島 ) 「第48回全国大学版画展」上田市立美術館 ( 長野 ) 「東区芸術祭 / 九州産業大学・九州造形短期大学 合同展」なみきスクエア ( 福岡 ) |
スカラシップ | |
メルク社・スカラシップ -Art Work With Merck 2023 奨学生 |
古賀 雄大 KOGA Yudai
主に墨と岩絵具を用い、人間の感情を中心としたテーマで制作する。主に理想と現実の狭間にある自身の姿を描く。感情を吐き出し楽になるため、時にはその感情を整理し、見つめ直すことが目的であり、他者に伝えたいことは何一つない。
2000 | 福岡県出身 |
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2023 | 九州産業大学芸術学部芸術表現学科絵画専攻 卒業 |
2025 | 九州産業大学大学院芸術研究科造形表現専攻博士前期課程 修了 |
展覧会 | |
2022 | 「1080 九州産業大学 日本画在学生展」UNPEL GALLERY ( 東京 ) |
2024 | 「ART FAIR ASIA FUKUOKA 2024」福岡国際センター ( 福岡 ) |
2025 | 個展「古賀雄大展」福岡アジア美術館 交流ギャラリー ( 福岡 ) |
藤田 真奈 FUJITA Mana
私達はどのくらい物事を正確に捉えることができているだろうか。
スマートフォンやテレビなどの液晶画面の向こう側から知った出来事に限った話ではない。あなたの隣にいる人と対話し、関係を深めていく過程の中でも、言葉や物事の捉え方に違いは起きる。
そのような不明瞭で不確かな世界を生きていく中で必要である「想像の余白」を作品を通して表現し、まだ見ぬ誰かへ「捉え方の多様性」を提案している。
今回の作品は、約40名に「抽象的な詩の聞き取り」をメインとした対話型のアンケートを行い、その結果として各々が導き出した「詩の解釈」を取り入れて制作をしている。
2001 | 福岡県出身 |
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2023 | 九州産業大学芸術学部芸術表現学科絵画専攻 卒業 |
2025 | 九州産業大学大学院芸術研究科造形表現専攻博士前期課程 修了 |
展覧会 | |
2024 | 「Art CUBE」博多阪急 1階正面玄関ミニショーウィンドウ ( 福岡 ) |
2024 | 「Tempo Rubato」 Artist Cafe Fukuoka ギャラリースペース ( 福岡 ) |
2024 | 「ART FAIR ASIA FUKUOKA 2024」 福岡国際センター ( 福岡 ) |
2024 | 「第 98 回国展 絵画部企画展示 新しい眼一若手作家の挑戦戦一」国立新美術館 ( 東京 ) |
福田 澪 FUKUDA Mio
油彩を主に抽象的な作品を制作している。
過剰に意味を求めてしまう知覚・認知現象の反省と葛藤が絵に痕跡として現れている。自身の感情や身体性が絵画として現れる際の関係性の比重に特に気を付けている。時間、混沌・秩序、意識・無意識などあらゆるものが統合した作品を目指す。
2000 | 熊本県出身 |
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2023 | 九州産業大学芸術学部芸術表現学科絵画専攻 卒業 |
2025 | 九州産業大学大学院芸術研究科造形表現専攻博士前期課程 修了 |
展覧会 | |
2025 | 「ARTISTS' FAIR KYOTO 2025」京都国立博物館 ( 京都 ) |
2025 | 個展「自由現象」 Artist Cafe Fukuoka ギャラリースペース ( 福岡 ) |
2024 | 「Tempo Rubato」Artist Cafe Fukuoka ギャラリースペース ( 福岡 ) |
2024 | 「水粒 / すいりゅう by 九芸絵画」Gallery CONTAINER ( 福岡 ) |
松田 えりか MATSUDA Erika
「家に飾りたくなる絵画」を主題に制作を行う。
私が考える絵画の役割とは「空間を彩る」という点だ。同時に、絵画そのものの存在価値はそれ以上でもそれ以下でもないと捉えている。端的にいうと、絵画は人に見てもらうことが重要なのであり、コレクションの一部として倉庫に眠っている作品には存在意義がなくなるということである。つまり、「鑑賞」という行為を経て初めて作品に価値づけが行われる。
水粒展に出品した作品は、私の描きたいという欲求、好奇心により生まれた作品である。
2002 | 福岡県出身 |
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2025 | 九州産業大学芸術学部芸術表現学科絵画専攻 卒業 |
2025 | 九州産業大学大学院芸術研究科造形表現専攻博士前期課程 入学 |
展覧会 | |
2024 | 「PAYING HOMAGE」Artist Cafe Fukuoka ギャラリースペース ( 福岡 ) |
2023 | 「メタセコイア・キョウマチボリ・アートフェア 2023」 (大阪) |