EXHIBITION
会期:5月8日(金) ~5月18日(月)
CONCEPTコンセプト
表面張力に委ねかたちづくられる阿南さざれの「和やかなかたち」。登山時の軌跡を辿りなおすかのように制作される椎橋良太の「山」、そして「空」のコラージュ。〈工芸とア ート〉の対比、現代の〈多様式化した価値観〉より生じるアンビバレントな感覚を扱う野田ジャスミンの「ghost」「ghost comet」。光を見ることをテーマとする藤野真司の「白樺の絵」、「光の標本」。Gallery CONTAINERでは5月8日から、4名のアーティストによるグループ展を開催いたします。 表現方法は違えど、彼らの作品は一貫して爽やかなくうきを纏いながら、またそこには時間や場所といったうつろいゆくもの、あるいは作家自身のアイデンティティやジャンルの変化などが扱われています。 それらに通ずる空気感のようなものを、一先ずはここで“澄んだくうき”、そして“うつろうもの”と呼ぶこととして、緑豊かに芽吹きはじめる、この立夏のころにご紹介いたします。 ぜひ、店頭にてご高覧ください。
Artistアーティスト
阿南さざれ
1989年、福岡県生まれ。
現在、神奈川を拠点に制作活動中。自然の一部でありながら、それに畏敬と憧れを抱く存在として、天然の造形美に近しいものをつくろうとしている。
椎橋良太
1979年、横浜市生まれ。
2004年文星芸術大学美術学部彫刻専攻卒業。「生命とは何か」という根源的な問いを出発点に、自然と人間の境界を行き来しながら自身の身体感覚にもとづいて、写真を素材とした彫刻的なアプローチによるコラージュ作品を制作している。
野田 ジャスミン
1996年 タイ生まれ。
2019年 奈良を拠点に活動をはじめる陶芸による器物やそれらを用いたインスタ レーション作品などを制作。自身のルーツに基づいた視点を用いて、今日の陶芸領域に内在する〈工芸とア ート〉の対比をテーマとしての表現を行う。また、そこから派生し、現代の〈多様式化した価値観〉より生じるアンビバレントな感覚を扱う。
藤野真司
1990年、大分県出身。
京都精華大学芸術学部造形学科 洋画コース 卒業。「光を観ること」を主題に、ガラスやアクリル作品を中心に制作している。