EXHIBITION

牧野 永美子 solo exhibitionほんとの姿はよく知らない
会期:9月27日(土)~9月28日(日)
CONCEPTコンセプト
牧野永美子は、他者と自分を見比べるように、人間と動物の違いに目を向けてきました。その探求は常に、「本当」とされるものと、そうではないものとの境界を見つめることに向けられています。私たちが目にしている姿や形には、既存の印象やイメージが重なり、必ずしも実態と同じとは限りません。
今回の二会場同時開催のうち、「ART FAIR ASIA FUKUOKA 2025」では新作《ほんとの姿はよく知らない》をはじめ、8点の作品をご紹介。ここでは、作家が観る者に向けて差し出す“みせる形”をご覧いただけます。
Artistアーティスト
牧野 永美子
1986年東京都出身
2010年多摩美術大学工芸学科を卒業。在学時に金工を学びながら独学で木彫を学ぶ。彫刻家として活動。
彼女がつくるミクストメディア彫刻は人間の特徴と動物の特徴を併せもった1つの生き物として現されている。
「自分と他人」を見比べるように「人間と動物」を見比べ、似ているところや違ったところから感じ取った「共感」「嫌悪」「反発」をひとつの体にまとめ上げる行為には「人間とはどんな生き物なのか」また「自分は何者か」という疑問や問いが込められている。
「Tokyo Midtown Award 2010」準グランプリ受賞。2016「cccアワード」グランプリ受賞。「アート台北2019」「六本木アートナイト2023」「ソノ アイダ#TMA」にて作品を発表